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Sibelius 7.5 最新アップデート: 160項目以上の機能改善
今日の競争が激化している業界において、作曲者は、最先端のツールを活用することで、クリエイティビティを最大限に発揮し、プロフェッショナルレベルのスコアをより効率的に制作する必要性に迫られています。Avidは、Avid Everywhere構想を構成するArtist Suiteの楽譜制作ツールSibeliusの重要なアップデートである Sibelius 7.5.1を発表しました。この最新アップデートの重要なバグフィックスやパフォーマンスや安定性の向上により、クリエイティブなアイデアをより素早く、より簡単に楽譜に表現することが可能になります。
この最新アップデートには、Sibelius 7.5.0で追加された機能に対する改善や、これまで長年Sibeliusにあった問題の修正など、合計160項目に及ぶ機能の改善が含まれます。
・Sibelius 7.5 リファレンス と Sibelius 7.5 新機能ガイド が9カ国の言語に翻訳
・オーディオおよびビデオのエクスポートがリアルタイムより速い時間で可能
・同じコンピュータ上で、Sibelius 7とSibelius 7.5の両方を起動可能(ライセンス期間以内)
・Windowsでの高解像度表示サポート改善。特にQuickStartが正しく表示されるようになりました。
・Sibeliusの以前のバージョンからあった問題(スリープ状態からコンピュータを稼働させるとSibeliusがクラッシュする問題)を修正
・コンマがスタッカートの再生に影響する問題を修正
・Mac OS 10.6と10.7以上のマシンで、SibeliusとSibelius License Serverが正しく動作するよう改善
・128以上のインストゥルメントが含まれる場合にスコアがクラッシュする問題を修正
・パフォーマンス画面からリズミックフィール機能が適用されない問題を修正
・“Jump to”と”Marker”が連続する構成のスコアでSibelius 7.5がクラッシュする問題を修正
・モルデントと転回モルデントが正しく再生されるよう改善
・繰り返しの小節線を使用した際のタイが正しく再生されるよう改善
・プラグイン詳細設定が正しく保存されるよう改良
・ビデオのエクスポートとFacebookやYouTubeでの共有を改善
・再生ラインが1拍遅れる問題を修正(精度はご使用の再生機器によって変わります)
・Facebookへの掲載のときに発生する問題を修正
・スコア内のテンポがビデオで正しく再生されるよう改善
・ReWireを使用したときのSibeliusとPro Toolsの互換性が安定。
・Sibelius を学校のネットワークにサイレントインストールする際は「SibeliusをWindowsでサイレントインストールする方法」をご参照ください。
タイムラインはSibelius 7.5で導入された機能ですが、今回の最新アップデートでその運用性の向上のため開発を続けています。改善内容のまとめ:
長いインストゥルメント名の場合、短縮してタイムラインに表示
譜表にフォーカスをタイムラインに反映可能に
より多くの音楽記号をタイムライン上のレーンに表示可能(リピート、メトリック・モジュレーションなど)
文字と記号が正しい場所に表示されるよう改善
タイムライン周辺でクリック+ドラッグ操作して、(ナビゲータ動作のように)スコアを移動可能
表示 > 非表示 > オブジェクトの非表示でタイムライン内の非表示オブジェクトの表示をコントロール
F# マイナーが、調号レーンにF#マイナーとして表示
タイムライン内のコメントを、スコアで表示されている色と同じ色で表示
様々なパフォーマンス最適化
【アクセスのしやすさ】
WindowsのNVDAの場合に、Sibelius内のオブジェクト、メニュー、ダイアログをスクリーンリーダーで正しく読み上げるよう改良しました。スコア内の五線やシステムオブジェクトのナビゲーションを支援するためのSibelius 7.5.1向け新しいプラグインもあります。Kevin Gibbs, Gordon Kent and Bob Zawalich の協力に感謝します。これらのプラグインおよび機能改善に関する補足ドキュメントは間もなく発行されます。
【今すぐアップグレード】
Sibelius 7.5の最新バージョンは、こちらからダウンロードすることができます。
もし今、以前のバージョンのSibelius 7.5をインストールしている場合、7.5.1をインストールすると旧バージョンを上書きしますので、アンインストールする必要はありません。